上達への近道 その2 アップダウン

ドラムの練習

前回はタップストロークでチェンジアップやってみたら?
という提案でした。

フルストロークは一発ごとに強打する時に使う…ってシチュエーション、ドラムには余りないような…。
クラシックでティンパニだのバスドラムだのならよくありそうだけれど。
動きとしては振り下ろして打面を打ったら手の位置が振り下ろしたときの位置に戻る。

タップストロークは前回書いたけれどノンアクセントの時に使う。
音の大きさは振り幅でコントロール可能。
大振りになればなるほどフルストロークに近くなる…?
イメージとしてはスティックをそこそこの位置から落としてリバウンドで落とした位置へ戻る。

ダウンストロークはアクセントの時使う。
それなりの高さから振り下ろして打面を叩いたらタップストロークの位置に手が来る。
続けて同じ手でアクセントアクセントなら振り上げないといけない→フルストロークだよね。

アップストロークはスティックを高い位置に持っていくための動作。
タップ叩いた手で次にアクセント打つ時に使う叩き方。
物理的に振り幅は余り稼げないので腕の重さを使って音量を稼ぐかな。
タップの位置からスティックを落とし、
打面を打ったら手の位置はダウンストローク打つ時の位置に引き上げる。

言葉で説明するとこんな感じ。
恐らくYoutubeで動画が幾らでも出てくることでしょう。

動画を見てもイマイチ分からない人は上の文章読んで手を動かしてみると良いのかも…。

このストロークをきっちりマスターできればアクセント移動系のフレーズはかなり高速で叩けるはず。
フレーズをどの音をアップ、タップ、ダウンで叩くか組み合わせればアラ不思議。
そこまで到達するのは大変だけれどね。

フラムもばっちりだよ。
フラムは装飾音をアップ、もしくはタップ、アクセントはダウンでいける。
BPM=100なら16分の音符の連打をフラムでできる。
大文字をダウン、小文字をアップにすれば
lR rL lR rL ~
まー、どんなに長くても一小節丸々このフレーズで埋めることはないと思うので
lR rLどちらもスムースにできるように練習しておこう。
得意な手順だけだと幅が広がらないので。
自分はそこに気づくのに相当時間かかった…。

最近のドラムって装飾音符やゴーストノートやアクセント移動を多用するから
この辺は昔よりも必至かなぁ。

80年代からシンプルなセットの時代に移行するまではタムをずらっと並べて
上から下へ流れるように叩くフレーズが多かったので余りアクセント移動とか装飾音符まで気が回らなかったんだ。
その代わり、どういう風にタムを回すか、粒を綺麗に揃えるかというのは相当やったけれど…
人間がやる以上、粒を揃えるのは機械を凌ぐことは不可能。
と言うか、機械と同等を求めてはいけない。
勿論、揃える努力はするべきだけれどね。

 

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