日本人ってGretschとLudiwigだったらLudiwigが好きな人の方が多いのかな?
余りGretschを愛用している人を見かけない。
僕は正直、Ludiwigはたまに叩くと良いなとは思うものの、余り好きじゃない。
やっぱりね、王道のLM400はとても素晴らしいのだけれど、残念ながら好みじゃないんだよなぁ。
僕はスネアはTAMAとGretschが殆ど。
Pearlが3台位あるかな。
特に「このメーカーじゃなきゃ」というのは無いんだけれど、好きな音色や傾向のモノが集まった結果、こうなった。
仕様
Gretsch独特のシェル構成。
伝統の6Plyメイプル….実はポプラをメイプルで挟んだ構造。
構造やラインナップは当時のAmerican Customとほぼ同じ。(現行も同じか?)
唯一の特徴はラグとフープがガンメタリック塗装されているところ。
楽器屋さんの話によると
AmericanCustomのパーツでメッキ処理を失敗したものをガンメタリックに塗装して再利用しているとか。
公式の情報ではないので真偽の程は分からないけれどそういう説明だった。
スネアスイッチはフツーにクロームだったのはどうしてでしょう???
それから外装はサテンラッカーで色数も少なく、茶系、黒系、ナチュラル位じゃなかったかな?
(もしかしたら暗い赤系もあったかも)
塗装部分でもコストカットを実現って感じだね。
内装はGretsch伝統のシルバーインテリアってヤツで、シルバー塗装されてる。
パーツは全てUSA製とのこと。
Gretsch好きが拘るポイント。
USA製の方が音色的に人気はあるけれど、パーツとしての精度は台湾製の方が上なので好みだよね…。
音色
肝心の音色は普通のメイプルを基準に考えると若干タイト。
GetschのUSA Customと比べてもタイトで重心が少し下がるイメージ。
サスティンも良い意味で短め。
太くクッキリハッキリで硬すぎず柔らかすぎず。
これはポプラを挟んでいる関係なのだろうか?
それでも当時はメイプルシェルってことで販売されていたけれど。
音抜けは素晴らしく良い。
音量も十分に出る。
販売当時は廉価版的な扱いだったけれど、僕は音色を比べてコチラを選択した。
愛用有名ドラマー
元々ハーヴィーメイソンのモデル的な感じだった記憶している。
他にもヴィニーカリウータも愛用していたね。
この程よいタイトさがフュージョンの人に好まれたのかもしれない。
個人的GetschとLudwigの個人的見解
Gretschって割とJazzを演奏する人が使うイメージが強いと思う。
有名なGretsch愛用者と言えばJazzの人ばかり。
音色的には塊で骨太、ゴツイ感じがするかな。
MetaricaのBlackアルバムはGretschを使用したのは有名な話。
他にもLinkinParkのドラマーもGretschだったりするんだけれどなぁ…。
対して、Ludwigはオープンで広がるイメージが強い。
Rockの人が愛用しているイメージが強いかもね。
ボンゾを始めとして同年代のロックドラマーはみんなLudwigみたいな。
希少性
日本に入ってきている数は少ないと思われる。
特に廉価版扱いだった為、「どうせ買うなら高い方」的な売れ方をしたのもあると楽器屋さんからは聴いた。
真偽の程はこれも分からないけれど、販売の現場の肌感覚ではそういう感じだったのでしょう。
僕は2005年頃に8万円くらいで新品を購入した。
USA Customはもう少し高かったかな…。
パーツがすべて台湾製になった後に当時の代理店の企画で在庫しているUSAパーツや古めのシェルを組み合わせた
日本のみ限定販売のラインナップも一時あった。
その中にフープはクロームだけれど、ラグはガンメタル仕上げというのもあったけれど…。
気に入ったら手に入れるべし。
なかなか出会えないモデルだからね!
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