Rideシンバルのベルを叩くときってどういう風に叩いている?
僕は最初何も気にせずにベルを叩いたときは奏者から向かって右側を叩いておりました。
でも何かで読んだ。
「ベルを叩くのは必ず左側。右と左では大違い!!」
残念ながらその理由は書いていなかった。
その文章を書いた人の意図は結局分からず仕舞いだけれど、
今の僕はベルを叩くときは必ず左側をスティックのシャフトの先端で
(バランスが前よりなのもあるけれど)叩いている。
Rideのベルを叩くのは左側?
右でも左でもどちらでも好きな方を叩くのが良いかと。
大事なのは叩きやすさ。
例えば、ライドエリアとベルを交互で叩くパターンなら身体の位置やバランスを考えると
恐らく大抵の場合は左側を叩くと叩き分けがしやすい。
ライドエリアを通常叩くときは時計で言うと6時のあたりで刻むと思うけれど、
ベルとライドエリアを交互で叩くときのライドエリアは
7時から9時位の間を叩くと腕の位置を少しずらすだけで済むので効率的。
勿論、効率不要で動かすことによってリズムを感じるのならそれでも良いけれどね。
それだと間に合わないことや体力温存の為に効率的な叩き分けも練習して損はないと思うよ。
何にせよ手順で移動の効率を考えるとベルを叩くのは左側が良さそう。
タム回してアクセントにベルを加えるという手順でも叩きやすいかと。
分厚いライドを叩くならスティックに太さが必要
僕、スティック細いのを使っているんだけれどさ、Heavyウェイトのライド位から怪しくなってくる。
スティックがシンバルに負けて鳴らないの。
特にシンバルのベルは一番厚みがある場所なのでそれなりにしっかり叩かないと鳴らない。
敢えて小さい音で鳴らすのなら問題はないけれど、大音量の中でカンカン鳴らしたいのなら太さは必要。
チップでベルを叩くことが少ないのもそういう理由。
カウベル専用のビーターも結構太いもんね。
ドラマーは余り見たことないかもしれないけれど。
ZildjianのDyno Beatなんて分厚いハイハットもスティックが細いと厳しいね…。
ベルが大きなRideは大体全体的に分厚いのでスティックは太くないと…。
当て方でどうにかなる場合もあるけれどさー。
ちょっと話ずれるけれど、SABIANのHand HammeredのPowerBellRide持ってるけれど
あれはテクで何とか鳴らせる。
あのテのシンバルの中では若干薄目(とは言え一般的には分厚い)っぽい。
オープンリムショットはスティックのどの辺をリムに当てる?
これも人それぞれ。
甲高い音が欲しいのなら打面は中央を外して端よりを叩くので
リムもショルダーに当たると思う。
僕はリムショットはリバウンドを殺すのと硬めの低音が欲しいので、
打面中央をヒットする。
スティックもシャフトのほぼ真ん中がリムに当たる。
音色が全然違うので試してみると良いかと。
クローズリムショットはスティックをひっくり返す?
本当はね、スティックひっくり返してチップを打面に当ててグリップエンドをリムで叩くと良い音する。
これも当たる箇所とスティックの太さの関係。
でも自分はスティックをまたひっくり返すのが面倒なのでそのまま叩いております。
ただ、クローズリムショットはフープのボルトの上を叩くのと外すので音色が随分違うので試してみて。
シングルフランジフープを使うマニアな人はこのブログ読む可能性少ないとは思うけれど、シングルフランジフープではできないのでそのつもりで。
ハイハットのアクセントはショルダーで叩く
ハイハットを叩くとき、アクセントはショルダーで叩くと簡単に表現できるので試してみてね。
全部ショルダーで叩く人多いけれどさ…。
勿論、全部ショルダーで叩いても良いけどハイハットが高いとスティック削れて足元におが屑の山ができるんだよね。
そういう人は是非、今一度叩き方やセッティングの見直しがお勧め。
スティックの消耗も減るから。
Rideのエッジを大振りで派手に刻んでいるけれど…
僕、曲によってはRideのエッジをクラッシュシンバルのごとく大振りでガンガン刻むように叩くことやるけれど
スティックの持ち手ギリギリでやってます。
見栄えと気持ちの乗せ方の関係で大振りしているけれど、普通にシンバル叩く位置で刻むと音量が出過ぎてしまうので。
まぁ、そういう奇特な叩き方する人はいないと思うけれど参考までに。
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