シンバルの使い分けのヒント その1 RideとHi-Hatの基本編

ドラムの練習

みんなはRideシンバルを活用してるかい?
右手側にあるなんだか大きなシンバル、ハイハットとどう使い分けるんだ?
と言う人が案外多いのでちょっと書いてみようかなと思う。

音色の違いを把握しよう

RideとHi-Hatの音色の違いを把握しよう。
って叩いたまんまと言えばそうなんだけれど。

まず、モデルにもよるけれどRideは一般的ヒットポイントを叩くと
「チーン」とか「カツーン」という感じで長さがある。
ベルを叩けば「カーン」とか「キーン」と非常に高く太い音色が出せる。
(スティックショルダー部分で叩いた時の話ね。)
エッジをクラッシュシンバルのように叩けば厚めのシンバルなら「ゴーン」というニュアンスだし、
薄めのモデルなら大きさからくるピッチの低めのクラッシュシンバルのような音色も出せるだろう。
しかも通常だと音を止めずにその残響が残った状態でそのまま叩き続ける。

対してCloseのHi-Hatは「チッ」と長さが止まる。
ハーフオープンのHi-Hatは「シャー」と割と長めだけれど、
足のコントロールで長さを長めに取ったり止めたりできるけれど、ツブは出にくいと言えなくもない。

叩き分けは曲のイメージと音色のイメージをシンクロさせる

では実際にどのように叩き分けているかと言うと、曲のイメージに合わせてセレクトしている。
例えば、タイトな感じだったらクローズハットとか、とにかく広がるイメージならライドのエッジをシャンシャン鳴らすとかね。
勿論、楽曲はタイトだけれどドラムは広がるイメージで欲しい場合もあるし、その反対もあるでしょう。
他の楽器が広げているからドラムは敢えてタイトという選択肢もあり。
んー、こう書くと却って難しい?
ま、試行錯誤して色々試していくと感覚が掴めると思うよ。

手っ取り早く提案

試行錯誤してみてーと言ったけれどそれでできるのだったらこのブログ読まないよって人の為に
手っ取り早い提案。
イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、間奏(Guitar Solo)、Bメロ、サビ
と言う曲があったなら…。
イントロ→ニュアンスとしてはちょっとテンション上げたいのでライドを「チーン」となるエリアで刻む。
Aメロ→少し抑えたいのでClose Hi-Hatで刻む。
Bメロ→ライドで「チーン」となるエリアでサビへ向かって上昇するイメージで刻む。
サビ→Hi-Hatのハーフオープンで派手に刻んで盛り上げる。
間奏→少し抑えたいのでライドを刻み程よく広げる。
二回目のBメロ→少し抑えたハーフオープンのHi-Hatで刻んで最後のサビへ向かって盛り上げるイメージで刻む。
二回目のサビ→ライドのエッジでシャンシャン言わせてこれ以上にない盛り上げをイメージして刻んでFinish。
ってのはどう?
ポップスには場合によっては派手過ぎたりするかもだけれど。
構成に合わせてパズルみたいにはめ込んでみると良いかと。

ライトミュージックに限らず殆どの音楽は2、4、6、8小節単位なので、
その単位ごとに刻むものを変えるイメージで構成してみると良いよ。
慣れてくれば更なる刻み分けが分かってくるんじゃないかな?

手前味噌で自分の曲貼っておきます。
役に立つか知らんけど。


この時のハコに持ち込んだモノは
Pearlのワンピースメイプルスネア 5″(当時フツーのスネアの音色と持ち運ぶ時の軽さでハマってた。所有スネアの中では異色の楽器。)
20″チャイナ
10″割れたSplash(見事に鳴らないw)
+逆さにした8”Splash (だったような気がする)
残りは全てハコの備品。

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