★ビジネスと同じでバンドを組むのなら…その1

起業するのとバンドを運営するのは同じようなモノ。
なのでバンドを上手く運営できる人は会社勤めでも、起業してビジネスを興しても共通点を沢山見つけられるだろうね。

 

メンバー募集とバンド加入希望の違い

起業して人材を探す、と言うことはバンドメンバーをゼロから探すのと、
既に活動しているバンドに加入するということは、どこかの企業に入社するのと似ている。
但し、バンドの殆どはメンバーだけで運営しているので加入したつもりで入ってもいつの間にかマネジメント側にまわることも珍しくない。
方向性をゼロから自分で組み上げていくのか、程度がどうであれ多少は方向性が固まっている中に入るかの違い。
最初からバンドを乗っ取るつもりで加入を考える人も珍しくないけれど、トラブルのでお勧めはできない。

自己分析

一番大事なのは自己分析。
自分は何をどのようにやりたいのか、目標は何か。

例えばよく聞くパターンとしては
「スタジオで大きな音を出してそのあと飲むお酒が美味しい」
と言うことをやりたい人と
「自分の高度な技術が求められてコンスタントに演奏活動をしたい」
と考えている人は
少なくてもこの情報だけでは一緒に活動はできないでしょう。
この位極端で目標や目的がハッキリしているのなら分かりやすいけれど
一番厄介なのは採用される為に沿えないことに関して沿えると偽っている人だね。
これも結構多い。

例としては
「自分の演奏スキルに見合ったバンドをやりたいけれど、生活スタイル的に演奏活動はそこまでできない」
と言う人と
「音楽でお金を稼げるレベルのバンドをやりたい」
と言う人、案外一緒に活動していたりする。
演奏スキルの部分しか意思が合っていないにも関わらず。
前者の人のパターンでそこまで演奏活動に時間を割けないことを意図的に伝えていないことも珍しくないし
後者の人はお金を稼ぐというキーワードを表明するのに抵抗があって伝えられていない、というヤツ。

結局人間なので、ある時にした自己分析から時間を経ると変化するのは幾らでもありうること。
ここまでこの文章を読んだ人には少ないだろうけれど、
「ロックは理屈じゃない」
だとか
「バンドは気分とか感情とか感覚が一番大事だよね」
なんて言っていると齟齬が生じて分裂するもの。
自己完結で全部できるのなら自分の感覚のみで好きにできるかもしれないけれど
誰かと何かをするとしたら感覚の共有、その感覚すら相手に伝わるように言語化する必要が出てくるってことだ。

直観は大抵あたっている

凄い理屈っぽく文章を書くけれど僕は基本直観型だよ。
人に説明するのに言葉として伝える必要があるときはその感じたものを分析して
どうやったら伝わるか考えながら文章にしている。
時にはその文章化も直観的にワーっと書いていることも珍しくない。
で、ここまで論理的にどーのこーのと書いていていきなり「直観は正義」みたいのは矛盾すると思われても仕方ないと思う。

その前にこの文章を読んでいる方々は直観は当たる?
例えば初対面の人とはうまく付き合えそうか、トラブりそうかとか。
飲食店に入るとき、美味しそうと思って入った結果はどうだったかとか。
コスパだとかタイパだとかレビューで判断ばかりしていると直観力はもちろん、自分が何をどうしたいのかまで見失うので気を付けてみて。

続く

 

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