ちょっと前にベルシンバルと言うか、カップチャイム的なシンバルが売れてるって聴いた。
ヘヴィロックバンドで愛用しているドラマーが多いとか。
ライドシンバルのベルじゃダメなの？
恐らく、彼ら的にはライドシンバルのベルでは物足りないのでしょう、知らんけど。
そう言えばさ、Tommy LeeがK Zildjian Rideの上にZil-Bellを逆さに乗せてたね。
余り彼らの音楽聴いていないけれどPaisteのシンバルを使っていたときはRideはベルばかり叩いていた気がするけれど。
勿論、長くやっていれば考えや思考も嗜好も変わるでしょうよ。
Cup Chimeのイイところ
僕は縁があってPaisteのCup Chimeを使っているのだけれど何が良いって音色的に使いやすい。
サスティンが長いけれど鐘のような長さではなく、程ほどに収まる。
音色的にも程よくウォッシュ音があるのでそれなりに馴染む。
サイズもそれなりにあるので複数揃えてメロディックなアプローチも可能。
その場合はなるべく口径の差を付けた方が良い。
（そういう意味では自分はチョイスを少々失敗したと言える…。）
タム以上にピッチに差がないと伝わりにくいと思われる。
口径も最大8″で厚さがそこまで無いので他のシンバルの上に逆さに置いても負担を与えない。
最初に手に入れたのがVisionsと言う黒塗りシリーズだったのでCupChimeを追加するとき特注で黒塗りにしてもらったんだけれど、
個人的にはカラーシンバルはお勧めできない。
どんなに大事に使っていても色が多少は剥がれるので。
CupChimeのデメリット
非常に特徴的でヌける音なので使いどころが難しいと言えなくもない。
と、考えると凄い売れてる某モデルはもっと使い難いんじゃないかと想像する。
超ロングサスティンだし。
取扱も少ないので余り試せないかなぁ。
Paisteなら個体差が少ないのでyoutubeやメーカーのサンプルの音色を参考にして気に入れば注文しても大体大丈夫かな。
音量感はそれなりにあるけれど、前述の鐘の音色のようなシンバルほどは無いのでそのつもりで。
ベルライドという選択肢
カップチャイム推しだけれど、ベルの大きなライドシンバルを買うのも良いと思うよ。
但し、持ち運ぶには大きい+重いのでちょっと大変だけれど。
ベルライドは基本Heavyウェイトなので重い。
それからスティックが自分的には最低でも14㎜は無いと負ける。
（14㎜より細いスティック使っている人の方が少ないか…。）
シンバルが鳴らないんだもん。
あと、分厚いので音色が安定する半面、どこを叩いても変化が乏しい。
正直、ベルシンバルよりはベルライドのベルを叩く方が曲には馴染みやすいと感じる。
僕はSabianのPower Bell Rideを持っているけれど、コレは好き。
他のBell Ride系のモデルとはちょっと違う感じがするので興味があったら是非試してみて！
↓一日一善クリックヨロシク↓
ドラムランキング
コメント