リムショットの隠し技について

ドラマー目線のノウハウ

このブログを読んでる人はリムショットって使ってる?
最近は大音量のドラムって嫌厭されているようで、オープンリムは不要って断言する人も多いみたい。
でもさ、リムショットと言ってもオープンだけじゃないんだけれどね。
あとオープンリムショットに関してはできないから「要らない」と言っている人も案外いるみたいだけれど…。
ま、できるようになってから必要に応じて使えばよいかと。

リムショットのついては
・オープンリムショット
・クローズドリムショット
おまけ(?)で
・スティックオンスティック
・リムを普通に叩く
の四種類。

オープンリムショット

リムショットと言ったら多分みなさんこれを思い浮かべるハズ。
そして割と早い段階の割と高めな壁とも言える。
打面とリムを同時に打つというテクニック。

何が得られるかと言うとスネアの音が通常のショットより硬い音色になる。
その分ヌケが良くなり音量も稼げるので大音量や音数が多いバンドの中でバックビートに用いられる。
また、リバウンドも殺せるという利点も見逃せない。

敢えてショット後にチップを打面に押し付けてミュートすると高音がミュートされるので
より音を太くすることも可能。

打点を真ん中にするか、敢えて外すかで音色のバリエーションも得られる。

コツとしてはスネアの打面の角度とスティックを振り下ろす角度を一定にすること。
感覚が掴めるまでは相当外すと思うけれどひたすら繰り返すのみ。

クローズドリムショット

静かなシーンで良く使われる。
スティックを逆さにするとクッキリした音色になるのでオススメではあるけれど、
持ち替える間がない場合はそのままでもOK。
(僕は基本、持ち替えません)

スティックの端を打面の真ん中あたりに付けた状態でリムを打つ。
スティックを持つ手は打面をミュートするのが基本。
但し、音量が欲しい等でミュートしない人もいる。
(僕も音量が欲しいので基本、ミュートしません)

リムを打つポイントはチューニングボルト上にするとタイトになる。

チューニングキーを挿してチューニングキーを叩くというのもアリ。

敢えてタムのチューニングボルトにキー挿してそちらを叩くのもアリ。

スティックオンスティック

スティックの先を打面にして立てて、もう片方の手で立てたスティックを叩く奏法。
リムショットではないけれど…似たような(?)音色が得られるので敢えてここで紹介。

リムを叩く

まんまですね。
リムを叩きます。
カチカチ言わせるヤツ。

ラグを叩くとか、バスドラムのフープ、シンバルのスタンドを叩くというバリエーションもアリ。
僕はやらないけれど…。

ブロック類

クローズリムでは音量が間に合わない場合、パーカッションを取り入れるのもアリです。
代表的なのがLP社のジャムブロック。
オレンジがLowでブルーがHighと言う形でピッチが違う。
相当音量は稼げる。

恐らくウッドブロックを参考に開発されたモノと思われ。
ウッドブロックは材質の特性で叩き込むにつれて鳴らなくなるのでこちらを選択する場合はそのつもりで。
(割と寿命が短い)

 

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